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はじめに
変化の激しい時代で未来の可能性を掴み、新たなキャリアを築くためには、技術のアップデート(リスキリング)が不可欠です。
ただし、新しい分野について学ぶ時、独学で学ぶのは難しい・・・。
そんなときに、ChatGPTを使って教科書や先生の代わりをしてもらうことができます。
今回は、ChatGPTを使った勉強法についてお伝えしていきます。
学習の流れとChatGPTの活用ポイント
今回は、「新しいプログラミング言語の習得」というテーマで考えてみます。
ChatGPTは学習計画を立てるところから実装・デバッグまで、トータルでサポートしてくれます。
これからは、それぞれの場面におけるChatGPT活用の実用例を書いていきます。
プログラミング言語の選択
学習を始めるときに最初に悩むことといえば、
「何を学べばいいんだろう・・・?」
まずは、プログラミング言語と利用方法を表にして見てみましょう。
こうすれば、「機械学習に挑戦してみたいから、Pythonを勉強してみようかな?」
「iOSアプリの作り方を知りたいからSwiftにしようかな」というように目標が定まります。もしくは、すでに実現したいアイデアがあるなら、「[あなたのアイデア]を実現するためには、どのプログラミングを使えばいい?」と聞いてもいいでしょう。
学習ガイドラインの作成
新しいことを学ぶときに、何から始めていいかわからない・・・
それならば、まずはChatGPTを使って学習計画を立てて見ましょう。
プロンプトはこんな感じです。
現在、私の状態は[現在の状態]です。
[期間]間で[なりたい状態]になるようになるための学習ガイドラインを作成してください。
[現在の状態]:
[期間]:
[なりたい状態]:
ChatGPTの返答はこちら↓↓
これで、何について勉強したらいいのかが明確になりました!
後はひとつひとつ学んでいくだけです。
先生として質問に回答してもらう
私は教科書を読んで勉強する派なんですが、独学していると、
「この公式、勉強して何に使うの・・・?」ってことがよく出てきます。
そんなときは、ChatGPTを先生代わりとして、具体例を聞いてみましょう。
例えば、C言語で「ポインタのポインタ(2重ポインタ)ってどんなときに使うの?」と聞いてみます。
これは、C言語を日常的に使う人でもなかなか答えづらい質問なんです。
ちょっとこれだけだと分かりづらいのですが、リスト構造の動的な作成と変更では、たしかに2重ポインタを使うときれいに作れます。
更に深掘りをすれば、より理解を深める事ができます。
例えば・・・
「ポインタを使う時と、2重ポインタを使うときの差がわからないので、比較して具体的に教えて。」
「二重ポインタを使って動的なリストを作る例を、コードを書いて教えてください。」
演習問題を作成してもらう
学習が一通り完了したら、実際に使ってみることがとても大事です。
演習までこなすことで本当の実力をつけることができるでしょう。
演習問題の作成はChatGPTの得意作業です。
「どうしても演習の解き方がわからない・・・」ってときは、回答をソースコード付きで教えてもらいましょう。
解説をつけてもらうこともできるので、先生や教科書で見るよりも理解度が深まること間違いなしです。
デバッグを手伝ってもらう
ChatGPTはコードを書くだけでなく、読むこともできるので、簡単なデバッグに使うこともできます。
例では、二分木探索を挙げています。
適当に書くと、意外と考慮漏れがあるんですよねー。
ChatGPTに入力する際には、文字数の上限に気をつけてください。
めんどくさいことはChatGPTに聞いてみて
ひととおり学んで、プログラミングを実装していると、
どうしてもめんどくさいのがエラー解析ですね。
最初の頃は、プログラムがうまくかけずに、大量の英語のエラーを見て恐怖に感じることもあるでしょう。
そういうときは、エラーの内容をChatGPTにそのまま貼り付ければ、見るべき箇所を教えてくれます。
更に、自分が行っている操作や、使っている環境について記載してあげれば、より正確なヒントが得られるはずです。
まとめ
今回は、プログラミングの勉強にChatGPTを活かす方法についてお伝えしました。
AIを使って便利なものを作ることもできますが、まずは自身の能力アップに使ってみるのはいかがでしょうか?
また見てくださいね~!
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